【ちょっと古い情報】Googleの検索エンジン部門トップが、AI部門の統括責任者に代る

朝の情報収集時間で、見かけたちょっと古い情報ですが、興味深い記事。

“いま、人工知能は「Google検索」を大きく変えようとしている « WIRED.jp”
http://wired.jp/2016/03/13/ai-is-transforming-google-search/

2016年の2月にグーグルの検索エンジン部門トップが辞めたそうですが、次のトップに就いたジャナンドレア氏はグーグルの人工知能(AI)部門の統括責任者、ということです。

 
先日、韓国で行われた対局で、韓国の碁のプロをAIが破った、というニュースもありました。

将棋やチェスと違って碁で勝利するのはもう少し先、といわれていましたが、あっさりとプロに勝利した、ということで話題になってました。

AIのことは、正直あんまり良くわからないのですが、碁のプロに勝利、ということで、当方が受け取った意味としては、

AIは、過去の例がなくても、その場、その場で、情報を検証して最適解を導き出せる能力があるレベルに達している

ということですね。

 
で、このAIの総括責任者が検索エンジン部門のTOPに就いた、というのは、

ページランクからの脱却

の可能性を模索しているんじゃないか?という印象を受けました。

というより、前述の記事によると既に2015年から「AIアルゴリズム」を導入して展開してる、ということですから、被リンクに大きく依存するページランクをベースとした従来のアルゴリズムの役割は徐々に小さくなっていくんでしょうね、きっと。

 
グーグルの仕事のスピードからすると、完全置き換えは、2、3年かもしれません。
(ペンギンが中々やってこないのは、このAIの方が完成したら意味なくなるから・・・とか?)

そうなると被リンクに依存して上位表示を達成しているサイトは、徐々にランクを落としていくんでしょうね。

 
あとAIの学習結果(?)は、それらを作った人にもなぜそうなったのか理解できない、というようなことですから、被リンク中心のSEO対策業者も太刀打ちできなくなっていくような・・・。
(これは被リンク業者さんを煽ってるわけじゃなくて、自分も含めて同業の将来を心配しているだけです。)

 
ページランクがAIに置き換わったら、かなり大きな転換点かと思いますので、もうすぐそれが起こる、ということで、事業展開考えた方がいいんじゃないでしょうかねー・・・。

 
おー怖っ。
 
 

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