パンダ、ペンギンの出現以降、しきりに言われ始めた「コンテンツSEO」。
業界でもあーだ、こーだと色々と議論があるようですが、自分で検索していて、
「あー、コンテンツSEOって、こういうことだと思うな」
という事例に遭遇しましたので、書いて見たいと思います。
事例とは、なにか?というと、小学2年生のわが娘のお話なんですが、どうも彼女は算数の文章問題が苦手なようです。
実際に宿題の面倒を頻繁に見てないのでわかりませんが、問題の文章の言ってる意味が判らないご様子。
ただ、国語は漢字検定で満点とったり、本を読むのは好きで物語等は楽しめているようなので、何が悪いのかなー・・・?という感じです。
で、こういうのは他の子も同じだろうから、グーグル先生に聞いて見るか・・・となったというのが今回の発端です。
検索したキーワードは、「文章問題が苦手な子供」
allintitle で2件(笑)、月間検索回数では、ヤフープロモーション、アドワーズ、共に表示されないようなキーワード(?)です。
キーワードというより、センテンスかと思いますが、まぁ、状況的にはこんなキーワードです。
検索結果で良いなと思ったのは、
です。
ここには解決方法の一例として、
「理解が進まない原因は、子供が問題を解く「必要感」「実感」が湧かないから」
「実感が湧くように、めだかが何匹とかより、その子を主人公にした文章問題にして文章問題に慣れさせる」
ということが書いてありました。
あぁ、なるほど、ですよね。
国語が得意なので、文章の読解力に問題があるわけではないので、何が問題なんだろう?と思っていた当方を納得させる、試して見させるには十分な
「コンテンツ」
でした。
もしこの文章を近所の小学生対象の塾サイトで見かけたならば、躊躇無くこの塾の算数コースに通わせると思います。
このサイトは学研のサイトで、当方ならこのコンテンツの一番下に、学研の小学生コースの申込みバナーを掲示するかと思いますが(笑)、コンテンツSEOというのは、こういうことなんじゃないのかな?と思いました。
どういうことかというと、コンテンツSEOとは、
コンテンツを通じて、自社がどういうことを解決できるのか?を明示していく
ということなのでは?ということです。
上位表示も大事ですが、まずあるべきはウェブサイトを通じて、
- 自分は何をできるのか?
- お客さんが困っていることを自分なら、どう解決するのか?
- 自社はどんなノウハウを持っているのか?
を
コンテンツ化していくこと、
じゃないでしょうかねー・・・。
検索エンジン側は、検索者のニーズや検索の仕方によって最適な検索結果を表示しようと日夜努力されておられますので、タグがどうとか、キーワード含有率が何%とか考えなくても、必要とされる情報なら必然的に検索者の目に触れるようになってきています。
コンテンツSEOとは、
検索エンジン → コンテンツ → オーダー
の流れを増やしていくこと、とも言えるんじゃないでしょうか。
まぁとは言っても、
の1つ上が、このコンテンツをまとめたNaverというのもあるんで、この辺はページランクを偏重しすぎるグーグルさんに頑張ってもらわないといけないですけどねー・・・。