【土曜コラム】ほんの小さな商品差別化が圧倒的な売上の差を生む実例を、目の前で見ました。

今回は、SEOネタじゃなくて、商品戦略的なお話です。

本日28日は、不動明王の御縁日ということで、誕生日が28日でご縁があり、齢40、本年度本厄の当方は、近所の厄除けとして名高い滝谷不動さんお礼参りに行って参りました。今日は、土曜日、ということで、子供達も学校・幼稚園が休みなので、家族と一緒に行きました。

滝谷不動さん、ご縁日である28日は、出店が出て割りと楽しい雰囲気なので、休日にあちこち連れ出す手間も省けてヤレヤレ・・・、子供達も大喜びでした。

お参りの後、いろんなお店が出てるので、「何か一つだけ買い物してもいいよ」ということにして1kmほどの参道(?)を、ぶらぶらしましたが、子供達が楽しみにしていた、たい焼き屋さんが今回は出ていませんでした。

で、大判焼きに目的を変更したのですが、大判焼き屋さんも2店しか出店されてませんでした。

 
で、おもしろいことに同じような大判焼き屋なのに、片方は行列が出来てて、片方は閑古鳥。

お店同士は、300mほどしか離れてないし、駅の方角から来た人は、閑古鳥の大判焼き屋さんがあることは知ってるはずなので、わざわざ行列してまで買う必要あるのかなー・・・?と

料金も1個100円と変わらずなので、んー?なんだろ?と思ったのですが、よくよく比べてみると

大判焼きの大きさが僅かに違う

ことに気がつきました。

ちょっと遠目から見ると、そんなに違いあると判らないのですが、じっくり見るんでしょうね、みんな。

 
同じ100円でも少しでもお得、となると殺到する、ってことですねー・・・。少し大きくしたことによって、原価が上がると思いますが、それを補って余りある売上になってるかと思います。

繁昌店は常時10人待ちくらい、閑古鳥店は、待っても1人くらい。参拝客はひっきり無しなので、1日にしたら、これは凄い違いを産むんじゃないか?と思いました。

 
商品の差別化、差別化ってコンサルの方々はよく言いますが、なるほど、こういうことか、と思いました。
 

恐らく、100円という値段は、参道出店者の裏の設定で変えられなさそうなんで、量で差別化してるってことなんでしょうね。

 
今回のケースは、それが良いか悪いかは、別として、似たような品でもほんの少しの差で、圧倒的な売上を集めることができる、ということを目の当たりにして、単に家族サービスを兼ねて参拝しただけなのに、非常に勉強になりました。
 
自分のビジネスに、今すぐに反映できるか?というと、ちょっと思い浮かばないですが、この良い体験が腑に落ちるようになったら、何か思い浮かぶかな・・・と思い、共有しました。

 
ご参考まで。
 

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