googleのウェブマスターツールに届いた不自然なリンクに起因する手動ペナルティ解除の事例をご紹介いたします。
通常だと、リンクを付ければ順位は上がり、リンクが無くなれば順位が下落するのですが、手動ペナルティが課された場合は、全くの逆の動きをする、という内容です。
1000ドメインのリンクを外す、というのも極端なお話なのですが、何例か、リンクを外しても順位が上昇した、というのは経験しております。
Googleさんは、ネガティブSEOは難しい、ということ仰っておられますけど、手動ペナルティになるようなリンクを付けられた場合は、手動ペナルティ解除までの、一時的な期間にせよ、それは可能なのでは?と思います、ちょっと怖いですね。
さて今回の事例ですが、手動ペナルティ前までは、TOP5を順調に維持されておられたようです。
(お客さんの事例なので、多少フェイクも混じっておりますので、ご了承下さい。)
googleのウェブマスターツールのデータを拝見すると、1000件以上のドメインから、リンクがありました。
どちらのサービスかは、判らないのですが、数年前からのリンクでした。
昨年(2013年)に追加でブログからのリンク対策サービスを利用されたご様子で、そっちのブログリンクがおそらく引き金となって不自然なリンクによる手動ペナルティが発動、という感じでした。
リンク対策を依頼したのが、どの業者かわからない、ということだったので、とりあえず、1000ドメインとブログリンクを否認して、再審査リクエストを出してみましたが、ブログリンクが隠れていたようで、それを指摘されて、1回目はNG。
再度、ブログリンクを精査して、海外のブログとか、マイナーなサービスを利用したリンクだったので、隠れているブログリンクで再度指摘されるのも手動ペナルティの解除を遅らせるだけだったので、こちらもドメインごと否認しました。
結局、付いているリンクを殆ど否認、という形になりました。
2回目の審査結果が返ってきて、見事、
手動によるスパム対策を取り消しました
で、審査合格(合格までは、審査2回だったので、1ヶ月強でした)。
審査通過しても、順位は落ちると思っていたのですが、逆に上昇して、現在TOP10に入っています。
手動ペナルティ時の順位は、、15位~25位くらいを前後していたのが、TOP10 入り、だったので、もともとリンクはそんなに要らなかったんでしょうね、きっと。
(キーワードは、「業種名 地名」レベルです。地名は、人口15万前後の市です。)
手動ペナルティの解除に関しては、リンクを外すことを恐れたり、もったいない、という気持ちになられる方多いのですが、こういう動きをする場合もあります、ということを共有したいと思います。
ご参考まで。
解除までの手順とリンク判断の基準は、↓にまとめていますので、ご覧下さい。
googleウェブマスターツールに来た不自然なリンク警告で、再審査リクエストを送り、手動ペナルティを解除する手順まとめ