先日、当方に白いSEOの世界とはどういう世界かを教えてくれた住さんが、
コンテンツとは? その意味と定義
http://www.searchengineoptimization.jp/definition-of-content
という記事を書いておられました。
コンテンツの定義云々は、ちょっと難しかったので横に置いて(笑)、この記事で大事と思ったのは、
「売るためのページ」と「コンテンツ」は別
という部分ですね。
うちも零細企業ながら、様々なサイトを拝見させてもらうと、販売ページ、または、TOPページに上位表示掛ける方が多いのですが、それだとテキストが少なかったり、サイト内で似たようなページが多かったりで、割と辛い感じです。
上位表示させたいのであれば、ある程度のテキストというか、「情報」が必要で、それが無いと無理することになるので、結局長続きしない、という感じです。
ちなみに、アフィリエイターさんの場合は、手元に商品自体がないためか、逆にコンテンツから入っておられるので、割とすんなりと上がりやすいです。
で、じゃぁ、「コンテンツ」って何を意識して作成したらよいのか?というと、うち的には、
「検索エンジンから引っ張って来たい顧客向けの情報ページ」
という感じで、提案してますね。
LICさんの小西さんのセミナーで学びましたが、キーワードには、購買意欲に対しての強弱があって、その購買意欲・意識の段階によって提案の仕方が違う、そしてそれを考えてページ、情報テキストを作る、ということですね。
うち的には、その商品に対して、購買意欲の段階ごとにキーワードを洗い出して、どういうことを書いたら「ウケる」か?を考えて、調べて、ページを作成する、という流れでやっています。
どこまでキーワードのターゲットを広げるか?というのは、色々なケースあるかと思いますが、例えば、ダイエット商品を扱っている場合には「シュガーレスコーヒー(砂糖を入れなくても美味しく飲めるコーヒー)」についてのページを作ったりします。
(実際にやってるわけじゃなくて、あくまでも例えです、念のため)
ダイエットなのに、コーヒー?という感じですけど、ポイントは「シュガーレス」で、「シュガーレス」ということは、「肥満を気にしている人」というように考えられます。
ですので、「肥満を気にしているあなたにとっておきのダイエット商品がありますよ!」という提案の仕方をする、そういう提案ができるようにページを作るということですね。
まぁ、ページを作っても、せめてミドル、スモールで上位表示しないと意味がないんで、リンクやサイトのパワーも、やっぱり必要です。
こういう場合に助かるのは、お客さんとブログ上でやり取りがあったり、ツイッターで拡散してくれるファンの方がいたり、フェイスブックの更新で、いいね!を押してくれる人が多いお客さんですねー・・・。
こういう場合は、黒い対策するが、あんまり必要ありません(笑)
リンク対策はやってもいいんですが、将来それが負債になる可能性が高いし、シーズン性のあるキーワードだと、シーズン前にペナルティくらったら最悪なので、極力避けてますね。
ホントに新規な場合は、アンケートプレスリリースかけたり、お客さんからリンクを獲得できるようにフェイスブックやツイッターといったソーシャルに力を入れてもらったり、という感じです。
しかし、ここでネックになるのが、
SEOでやる場合の成果・結果の遅さ
ですね。
検索エンジンの仕組み上しょうがないですが、リンク獲得しても、本当の効果が発揮されるのが1ヵ月後とか、結構、待ってられない感じです。
そこをPPCで補強したいのですが、コンテンツとかで予算頂くとPPCまで予算が回らない感じ。
PPC+LPOで如何に早く成果を出し、そして予算額を増やして、コンテンツを作っていく、拡散していく予算を作る、ということが大事なんですかねー・・・。
お客さんが、リンク対策に走ってしまう気持ちは痛いほどわかる瞬間です(笑)
良い状況には向かっている兆しは十分に出ているのですが、まだ、結果としては、殆ど出てない状態というのが、お客さんにとっても、うちにとっても辛い状況ですねー・・・。
年末までにこの状況をなんとか脱却して、加速度的に売上げ増やせるようにしたいです。
なんか、最後は良くわからなくなりましたが、最近考えている「SEO業者の役割とは?」という部分、記してみました。