なんで猫も杓子も「SEO!」というかというと「SEOによる検索結果に於いての上位表示が、有力な集客手段の一つ」であるから、だと思います。
集客できれば、売り上げにつながる確率が高くなるので、当然ですね。
「SEOが集客のため」、なのであれば、サイトも集客に適した形にしておかないといけないです。
検索エンジンに対する評価を高めつつ、集客に適した形、にもっていくのが、SEOなのかなぁ・・・?と思いました。
なんとなくですが、現在のサイト作りって、「自分が出したい情報を一覧にして分類して、作るページを決めて、サイトを作る」という感じが多い気がしてますが、本当は、
潜在顧客を集め、見込み客にするページ
↓
見込み客を集め、今すぐ欲しい客にするページ
↓
今すぐ欲しい客を集め、クロージングするページ
↓
既存客を満足させ、再びオーダーに繋げるページ
という感じで、各段階にいるユーザーにアプローチしつつ、次の段階に移ってもらえるようなコンテンツを設置するようなサイトの作り方が良い気がしました。
(今すぐ欲しい客を集め、は、当初はPPCの役割だと思いますが)
単価の安いものを買うのには、そんなに選択に逡巡することは無いですが、割と慎重に選びたい物(贈り物など)や、高価なものを選ぶ場合(住宅、車、家電)には、いろんなことを知りたいと思いますので、選ぶ段階に沿ってコンテンツ作れれば、確かな集客に繋がるように思いました。
また、潜在顧客を集めるページだったら、例えば、歯医者さんで、子供の予防歯科の集客をしたい場合は、子供の歯のあれこれのページで集客するよりは、地域の遊び場情報とか、幼稚園、小学校の行事とか紹介する方が集まりやすいかもしれません。
(歯のあれこれページは、見込み客へのアプローチページですかねぇ?)
お客さんになるだろう人が欲しいと思う情報を発信する、ということですね。
「歯科」関連のキーワードだと、地域でも競合多いですけど、地域の遊び場情報なんてライバル皆無でしょうから、こっから集客につなげていけばいいんじゃないでしょうか?(青田買いの発想です。戦いの場を敵が少ない所に移していく、という戦略)
テクニカルSEO的には、そのページにリンクもらえれば、そっからもらったページランクを内部に振り分けることもできますしね。
まぁ、そんなにうまくは行かないし、こういうこと考える部分が一番難しいんだと思いますが・・・。
設計が終わった後の集客のお手伝いをするのもSEO業者のお仕事かと思いますが、本当は、こういう検索エンジンからの全体の集客設計をするのが、SEO業者のお仕事なんじゃないかなー・・・と思った次第です。
(まぁ、売れるホームページを作れるWEB制作会社さんと被りますが・・・)