オールドドメインの活用は、上位表示対策の近道、と言われて久しい(もう5、6年くらい??)です。
なので、皆さん、もうかなり活用されていると思うので、今更ながら・・・なのですが、オールドドメインについて考えてみました。
まぁ、ご存知なことばっかりかと思いますが、改めて考えてみるのもよいかな?と思いましたので、つまらない部分も多々あると思いますが、ご覧下さい。
オールドドメインの使用を推奨したり、ごにょごにょするのに使うことを推奨する記事ではないことは予めお断りさせて頂きます(笑)
オールドドメインとは?
オールドドメインとは、みなさんご存知の通り、『以前は運営されていたけれど、なんらかの理由で使われなくなった中古ドメイン』、のことです。
検索エンジン対策の業界でオールドドメインがもてはやされる理由は、
- ドメインのエイジングフィルターに掛かっていないから
- すでにリンクが付いているから
という感じでしょうか。
ドメインエイジのフィルター解除や、リンクが付いている、というのは、新規ドメインに比べて時間も手間も省ける、ということになりますので、ある程度の取得コストを掛けても、新規ドメインを育てるよりは費用が掛からないケースもあります。
ただ、逆に、過去に特定のキーワードでペナルティを受けるような形態のリンクがあったり、そもそもペナルティを受けてインデックス削除されてしまっていると、サイトを作ってもインデックスされずに、Googleに再審査申請を送ったりと面倒なことが発生する可能性もあります。
使い道は?
当方としては、オールドドメインを使うのであれば、
- オールドドメインで展開するテーマに沿った軽めのサイトとして活用
- すでにリンクが付いていることを利用して、サテライトサイトとして活用
というのがアリな方法なのではないかな?と思います。
当方的は、いつ何が起こるか判らない中古ドメインを使って、メインとなるサイトを作るのは、あまり気が進みませんが、リスクを取りつつ進める方なら、それでも良いのではないかな?と思います。
それよりかは、サテライトサイトとして利用していく方が良い気はしますが、サテライトとして利用する方が、削除のリスクは高くなる気はします。
ちょっと記憶が曖昧ですが、確かGoogleの品質チェックシートの中に「オールドドメインだったかどうか?」の項目があったような、なかったような・・・。
その他の活用方法としては、「Yomiサーチ等を設置して、トライアングルリンクで利用する」とか、「サテライトのサテライトにする」とか悪どいことに使えると思います。
オールドドメインの取得の仕方
中古ドメインの取得の仕方は、いろいろあると思いますが、
- ヤフーカテゴリ等でリンク切れを探す
- 中古ドメイン販売サービスで探す
- 中古ドメイン探索ツールで探す
という方法があると思います。
それぞれの方法は、より詳しく解説している方がいらっしゃると思いますので、それらはそちらにお任せして、当方的にお勧め(世間一般的にはどうか判りません)の方法と具体的にやっていることをご紹介したいと思います。
オールドドメインの購入先で、今のところお勧めは、中古ドメイン販売屋さん
オールドドメインを販売している所は、数多くあるようですが、当方が一番使いやすいなーと感じているのが、
中古ドメイン販売屋さん
http://www.topshelfequestrian.com/
です。
オールドドメインは高価な物が多いので購入で失敗したくないのですが、こちらのサービスでは、Gのインデックスがなされているか?は確認済みなので、安心して購入することができます。
検索機能があって絞込みができるし、まだついているリンクやそのPR、ドメイン分散の度合い、リンク本数、ヤフカテ登録などの有無、など各種情報をできる限り公開してくれているのがいいですね。
他のサービス会社さんも、もちろんインデックス削除の有無くらいは確認していると思いますが、中古ドメイン販売屋さんは、購入に当たっての情報量が圧倒的に多いし、比較が割と容易だと思います。
購入するなら高いPRが付いているサイト
購入時の基準ですが、当方が、もし購入するなら、ですが、高いPRが付いているドメインがお勧めでしょう。
特に5以上のオールドドメインが良い気がしますね。
ただし、このページランクは、購入時点のページランクであって、ページランクのメジャー更新があった場合には、変動する恐れがあります。
なので、リンクの状況を把握しておかないと購入した後にページランクの更新があった場合、PR5で購入したはずなのに、PR2とか3に落ちた、というケースもあると思います。
中古ドメインの場合は、ページランクは購入時点より上がる可能性は、かなり少ない、というか殆ど無い、と思います。
サイトの内容が変わった場合には、リンクがどんどん外れていくと思いますので・・・。
なので、購入するのであれば、購入するドメインより高いPRの所から、より多くのバックリンクがあるドメインが良いと思います。
例えば、現時点でPR5でも、実はそれはPR6のサイトの1本のリンクに支えられて実現しているケースがありますが、その1本が外れてしまうと、PR5はおそらく維持できないと思われます。
もし、同じPR5のオールドドメインが2つあったして、PR6から1本のリンクを受けているドメインと、PR5から2本のリンクを受けているドメインだと「買い」は、PR5から2本の被リンクがあるドメインだと思います。
(お金持ちの方は、両方ゲットしちゃってください(笑))
また、サイト閉鎖から時間が経っていれば経っているほど良いと思います。
その理由ですが、それは、幾多のページランク更新を潜り抜けて現在のPRを維持しているわけですから、今後も長くPR維持する可能性が高いと思うからです。
中古ドメイン販売屋さんの指標でいえば、同じPRのオールドドメインを比較するのであれば、BPT(バックリンクのページランクの合計)の値にまず注目して、BLD(バックリンクのドメイン数)、BL(バックリンク数)を比較し、Age(ドメイン年齢)を比較するのが良いんじゃないかな?と思います。
意味的には、
「受けている被リンクの各ページランクの合計値が高く、数多くのドメインからリンクを受け、被リンク数が多く、古くから運営されているドメインが良い」
という感じですね。
ページランク更新で、ページランクがリセットされる可能性もあり
以前、オールドドメインでPRがいきなり下がった、という記事にしたことありますが、ページランクの更新で、PR5がいきなりゼロになったケースもあります。
Googleが公言している通り、ページランクをリセットする処理は存在するんだと思いますが、当然のことながら、全部が全部引っかかるわけでもないようです。
で、ページランクがゼロになってしまったドメインのその後なのですが、これはその後1回のPR更新を経てPRが4まで復活しました。
なので、リセット処理が行われていても、被リンクが残っていれば、それらが評価され、その評価なりのページランクが付く、ということだと思います。
なぜ、オールドドメインと検索エンジン上位表示対策は相性が良いのか?
なんだか、
中古ドメイン販売屋さん
http://www.topshelfequestrian.com/
さんの宣伝記事のようになりましたが、まぁ、こちらは本当に取得しやすいので、こうなりました。
(他のサービス会社さんで、もしアピールされることがあれば追記しますので、ご連絡ください)
さて、オールドドメインとGoogleでの上位表示対策の相性が良いのか?という、そもそもの疑問があるかと思いますが、当方的には、
・リンクエイジが効いているから
と考えています。
グーグルの検索順位を決定付ける要因として大事なのは、リンクポピュラリティとリンクレピュテーションですが、高いPRのオールドドメインの場合は、リンクポピュラリティが十分に充たされている、と思っています。
メインサイトとして使う場合には、そこに適切なレピュテーション対策をすると、リンクポピュラリティの力で上位表示できる、という感じかなーと妄想しております。
逆に低いPRのオールドドメインは、リンクポピュラリティの力が十分に無いので、レピュテーション対策しても、キーワードによっては、上位表示する力が足りない、ということになるかと思っています。
サテライトとして使う場合は、ポピュラリティとレピュテーションを一気に高い値で渡せるので、被リンクをもらった側は、ぐぐっっと力をもらうことになるのかな?と思っております。
なので、当方は、高PR推し、です。
余談ですが、リンクエイジ、というのは、時間が経つと増える、というよりは、時間が経つと元々持っている力を発揮させることができる、という感じで認識しています。
Googleの履歴管理で履歴管理から外れる、というのがリンクエイジの本当の姿なのかなー・・・?と妄想中です。
で、そのペナルティ対象から外れるリンクというのは、3年程度、なのでは?と最近感じるようになりました。
この件に関しては、また別の機会に触れさせて頂きます。
最後に「みなさんが、考えるオールドドメインとは、何年物?」アンケート結果
今見てびっくりしたのですが、このブログのページ下部でアンケートを取らさせて頂いているのですが、なんと開始して既に1年以上経っていました。
ご回答いただいた皆様には、大変申し訳御座いませんでした。
ということで、「あなたが考えるオールドドメインは何年?」のアンケート結果ですが、
1年で十分 | 7件(10.1%) |
2年あったらなんとかします | 6件(8.7%) |
3年目の浮気ぐらーい♪の3年 | 6件(8.7%) |
4年でオリンピック過ごしてたらOK | 3件(4.3%) |
5年くらいは必要じゃないの? | 15件(21.7%) |
6年。小学生が中学生になるのと同じ位 | 0件(0.0%) |
7年! | 1件 (1.4%) |
8年! | 1件 (1.4%) |
9年! | 1件 (1.4%) |
10年 | 4件 (5.8%) |
10年以上 | 6件 (8.7%) |
珍念 | 4件 (5.8%) |
せやねん | 3件 (4.3%) |
どないやねん | 12件 (17.4%) |
というようになりました!
アンケート時にもコメントを色々頂いたのですが、一番嬉しかったのが「選択肢の下3つがすばらしい」です。
ボケが通じてよかったです(笑)
当方としては、アンケート開始時には、年数高い方が良い、と思っていたのですが、
・サテライトとして使うのであれば、年数関係なくPRのみ考慮
・そのドメインのサイト自体で上位表示を目指すのであれば、リンクエイジが完全に効く気がする3年
という感じですね。
まぁ、でもアンケートのコメント欄でもアドバイス頂いていますが、「使用目的による」ような気がしますね。
以上、「今更ですが、オールドドメインについて考えて見ました。」でした。
追記 2013/01/17 06:01:39 )
公開する前に追記ですが、ツイッターで御世話になっている、伊藤さんから、こんな情報を教えていただきました。
警告が来たのは、2008年ごろのリンク、みたいです。これだと5年以上前ですから、警告するリンクの感知処理の対象は全部、なのかもしれませんね・・・。
というか、それだと全部評価している気もしますが、どうなんでしょうかねー・・・。
時間が経てば、評価対象外となるリンクがある、というのはどうやら間違いかもしれません。
リンクエイジについては、また改めて記事にしたいと思います。