最近、判断に悩んでいる現象についてです。まぁ、業者といえど完璧ではないので「こんなこともあります」的な日曜日向け、SEO飲み会で意見聞きたくてしゃべるようなレベルの記事です、気楽にご覧ください。(笑)
また、うちは割りとツールバーページランク信奉者なので、その辺はこの記事を読む上で斟酌してください。
みなさんご存知の通り、Googleの検索結果表示(?)アルゴリズムには、パンダアップデートという品質チェックアルゴリズムがあります。
簡単に言うと、検索結果として表示する価値の無いページを判断して評価しない、ということです。
当方が考えているパンダの品質基準、というのは、「同じページ」「似たようなページ」ということで、少し進化して「同じ内容が書いてあるようなページ」かな?と思います。
同じページ、似たようなページ、は大体ご想像の通りですが、「同じ内容が書いてるページ」というのは、先に確か海外SEOの鈴木さんがご紹介してくれていたと記憶していますが、
「価値あるページじゃないページ」
でしょうか?オリジナルな文章だけど、書いてあることは他のサイトと全く同じ、という奴です。
「何か付加価値があるページかどうか?」は、まぁ本当にパンダとしてチェックされているかどうかは検証してませんので、なんとも言えない部分ですが、
セマンティック検索の技術
をもってすれば、簡単に判断できるような気がしまして・・・。
この場合の付加価値、というのは「検索ユーザーに本当に価値があるかどうか?」ではなくて、「他と【情報】が違っているか?」という意味での「価値」だと思いますが・・・。
普通のプログラミングって、良いアイディアがでれば、他のロジックの所でも利用するのが普通のパターンだと思いますので、セマンティック検索の技術は、パンダ、にも導入されている気がします。
(喩えて言うと、営業で良い手法があれば、他の業種にも波及していくのと同じことですかね。)
ま、そんな所は置いといて、そのパンダに掴まって評価が低くなったかどうか?という判断が難しいですね。
最近の悩みはこの辺りで、うちとしては、パンダに該当しているかどうか?を見るには、
一つの方法として
ツールバーページランクを見ば良い、と思っています。
最近のグーグルのツールバーページランクの動きですが、ページ作った当初は大抵0が付きます。ただ、その後時間が経てば、灰色(unranked)になるケースがあります。
ページランク自体は、リンクポピュラリティの指標なのでリンクがついて無いんじゃないか?と思ったのですが、高いページランクのページからリンクをつけていても灰色になるケースがあって、それは大体一部のキーワードを置き換えただけの自動生成ページ、であることが多かったです。
(うちのサイトの恥部でもあるんで、言いたくないんですけど・・・(笑))
問題は、その後、で一度パンダに掴まるとページの中身を増やしても、再びランクが付かないことがあります。
ただ、順位自体は付いたりしてるので、これはパンダなのか、それとも他の要因(パワー不足)なのかどうかの判断に悩む、という感じですね。
また、親ディレクトリが上記の状態(0→灰色)になると、下層ページにリンクをつけてもページランクが灰色から変わらないケースもあります。
なので、ディレクトリ単位で修正しないとパンダ評価から、抜け出せないのでは・・・と思ったりもしています。
まぁ、有益な結論は無いんですけど、上記の対策としては、「作りかけのページや似たようなページは、ネットに置かない」くらいですかね(笑)
市町村別ページでも、ちゃんと独自の情報を追加してると灰色にはならないので、最近は割りと真面目にページ作って公開するようにしています。
あと、こういう感じでパンダに掴まったぺージがサイト内にあると、そのコンテンツでサイト内のリンクジュースの循環が止まる気がするので、全体的なページランクを下げている、評価を下げているような気もしています。
E=mc² じゃないですけど、リンクジュースが途中で喪失してると本来パワーがあるべきページへの加点がなくなるケースもあると思うので、注意はしないといけないかなーと思います。
「思います」が多い日曜の朝的な、とりとめない記事でした。