ウォールストリートジャーナル発のGoogleの大規模変更の件、まぁ、結局は検索結果が教えてくれるのかなぁ・・・。

今日(2012/3/15)はウォールストリートジャーナル発の「グーグル、検索システムを改良へ 市場シェアの維持目指し過去最大の変更か」という記事で駆け巡った気がします。

英語で読んでても良く判らなかったですが、Yahoo!Japanさんが訳してくれてました。

グーグル、検索システムを改良へ 市場シェアの維持目指し過去最大の変更か

「セマンテック検索」へ舵取り、ということらしいですが、まぁ、正直、どういうことなのか、あんまり良くわかりません(笑)

「セマンティック検索」(単語の実際の意味を理解するプロセス)と呼ばれる技術を取り入れることで一層関連性の高い検索結果を表示することを目指している。

ということなので、「関連性」がリンク等より重要視されるってことなんでしょうか?

日本語では「要素」って書いてありますが、とあるキーワードに関する属性をGoogleなりに正解(もしくは、瞬時に洗い出せるような仕組み)を持っていて、それに近い形のWebページを上位に持ってくる、という理解でいいんでしょうかねぇ?

記事中に書いてある

グーグルという企業名を同社創設者のラリー・ペイジ氏やセルゲイ・ブリン氏と関連付けるといった具合だ。

というのは、「グーグル」というキーワードをオブジェクトと見なして、その「創業者」属性には「ラリー・ペイジ」「セルゲイ・ブリン」という値が入っている、という感じでしょうか?

で、ウェブページ内に「創業者」「ラリー・ペイジ」「セルゲイ・ブリン」という言葉があれば、「グーグル」で上位表示されやすくなる・・・ということ?

てか、それだと「共起語」なのではないのかなぁ?

そうじゃなくて、「グーグル」と検索すれば、それに関連付けられる「ラリー・ペイジ」について書いてあるページが上位になってくる、ということかなぁ?

ユーザーが「グーグル」と検索する時には、「グーグル」の何を求めているのか判らないので、様々な情報を返すようになる、ってこと?

でも、それだと、QDD(笑)

 
なんか良く判らないですが、とにかくGoogleは、リンクを評価してしまう現状がイヤになったんでしょうね(笑)

 
これから(今も?)の順位変動は、リンクの評価だけではなく、より共起語やQDDのアルゴリズムにまで気を配らないと見えてこないってことなんでしょうね、きっと。

 
まぁ、SEO業者の我々は大変だと思いますが、WEB担当者さんの方は、まー、ホントに良いコンテンツを生み出すことを考えていれば良い時代になっていく、ということなのかなー。

グーグルは、余計なことは何もしなくてもキチンとサイト評価しますよ、という方向なんだと思います。

 
いつ頃から「セマンテック検索」が導入されるのか判りませんが、「Over the next few months」だから、準備は整っていて、最終テスト段階で、導入は今年前半なんでしょうかね・・・。

 
ま、どういうことなのか?は検索結果が教えてくれるんでしょうね、分析に強い業者じゃないと生き残れない時代になっていくんだろうなー・・・。

すこし取り留めのない内容ですが、大きく話題になっていたので、もやもや解消のために書いてみました。

追記)
『「カリフォルニア州で大きい湖のトップ10は?」といった一層複雑な質問』の例ありましたが、これは例えば「日本で一番高い山は?」という検索に「富士山について書かれたページ」が出てくるということなのかな?

Googleはこっちをメインでやりたい、という気がしないでもないですね。
 
 

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