2012年2月の上旬にはGoogleのツールバーのページランクが更新、つい先日は、ウェブマスターツールのリンク数に変化、ということで、んー??と思っていたら、昨年10月くらいに貼った実験用のリンクが今頃反映されました。
実験用のリンク、というのは、先日ここで紹介したSEOクイズと同じく、「Google上に存在しないキーワードでリンクする」というものです。
今回の事例は、第7問の『存在しない多言語でのキーワードをマルチバイトでリンクするとどう認識されるか?』という奴なんですが、実は、このSEOクイズの前に実験していたキーワードでは、検索しても表示されなかったんですね。
リンクしたのは2011年の09月頃だったので、2012年1月まで待ってみましたが検索結果にリンクした先が表示されないので、「これはアルゴリズムの穴なのでは?!」と色めき立っていたのですが、SEOクイズのために違うキーワードで再検証したら、ほぼ同じ条件でも表示されたので、「あれ?!」となったのでした。
で、なんと昨日(2012/02/20)辺りから今まで表示されなかった「存在しない英単語をマルチバイト」でリンクした先のページが突然検索結果に表示されるようになりました。
今日までに、数回ウェブマスターツールのリンクデータが変わったのを確認していますが、その際にも表示されなかったので、何かが起こる前兆なんでしょうか??
ただ、もう一つ気になるのは、その実験ブログは、2011年09月の実験直後からSEOクイズの実験の2012年01月まで更新していませんでした。
実験のために更新したんですが、もしかしたらそれが功を奏したのかもしれません。
もしその「更新」が正解だとすると、発リンクする側のサテライトブログ等は、やっぱり更新しないとリンクジュースが流れなくなる、ということになりますね。
この件、Googleは全てのリンクを評価しているわけではない、という実例になるかなーと思います。
しかし、これ、ブログからの1回払いSEOサービスの弱点、とも言えそうですねー・・・。
前から気になってはいましたが、リンク掲載部分がブログの奥に行くに従って効果が無くなる可能性もある、ということになります。
TOPページが変化していたら効果のあるリンクとなり続けるのか、個別の記事ページ更新をしないとだめなのか?は判りませんが、対策としては、まぁ、たまにサイドバー等を変更して更新を伝える、というのが良いのかもしれませんね・・・。
複数のブログのサイドバーが全て同じ内容だとこれまたマズイような気もしますし、ますますサテライトサイトで外部リンク対策する、というのに手間が掛かっていく気がしますね。
ただ、ウェブマスターツールを見ていると、TOPを更新し続けているブログからのリンクは、奥に入ってもリンクページに掲載され続けているので、TOPページを更新したら良いのかなぁ?という気もします。(この部分、ちょい保身)
ま、いずれにせよ、リンクだけ業者には辛い時代がやってまいりました(笑)
ご参考まで。