2011年は沢山の方々に当ブログをご覧頂き、誠に有難う御座いました。
特に、晴練雨読さんには、「特に有用または興味を引くSEO系情報提供ブログの更新情報」なんかに入れて頂いて大変恐縮しております。
また、様々な方からリンクを頂いてアクセス流して頂いて本当に感謝、感謝の1年でした。
今年は、YahooとGooleの検索アルゴリズムが同一になった、ということで、年初より大きな変化を向かえた1年でした。
いろんなお客様のサイトの上位表示対策をやらせて頂いて、また、自分のサイトの上位表示を目指す過程で、正直様々な気づきとグーグルさんの意図を多少なりとも読み取れた気が致します。
今年1年を振り返りつつ2012年のSEO、検索エンジン対策は、どうなっていくのか?というのを全くの無根拠、無検証ながら予測してみたいと思います。
題して「2012年のSEO界隈はこうなる!」です。
その1、Yomi-Serachの復権
今年1年で、自分的に最も大きな出来事は、フリープラスの木村さんが主催してくれている「大阪SEO飲み会」をきっかけにhttp://seosearch.biz/の浜島さんにお会いできたことですね。
その時に、いまどきのSEO対策.com、株式会社ドゥアイの土居さんともお会いしたのですが、なるほど!と思える「Yomi-Searchの利点と利用のノウハウ」をいくつか教えてもらいました。
今、問題になっている(?)リンク対策に関しては、Yomi-Searchを使えば、ほぼ解決できるなぁと、その時思いました。当方的には、2012年は、ヨミ・サーチの活用というのが、グーグルのリンク対策でポイントになってくるんじゃないかなーと思います。
Yomi-Searchへの登録代行サービスを含んでいる
さんは、来年は、今以上に求められるんじゃないでしょうかねー。
(うちも検索エンジン登録代行サービスやろうかなぁ・・・(笑))
その2、オールドドメインの復権
正直、全然手を出す気がなかったのですが、年末のオールドドメイン取得競争(?)を見ていて、そうなのか!と今更ながら思った次第です。
オールドドメインって効果ないし、危険だよ、という風潮にありながら、あれほどの熱気でみんながこぞって取得する、というのは、やっぱり効果があるからなんでしょう。
うちもオールドドメインを使ってみましたが、「下手に使わなければ」物凄い効果が得られる感じですね。
その「下手に使わなければ」というのが中々難しいようで、うちなんかPR5のドメインを10万ほど出して買ったらPR0になっちゃって、初体験は痛かったです。
ま、そういうのも経験を経れば痛く無くなって上手にできるようになり、気持ちがよくなれると思いますが。
ただ、パワーは目の当たりにしましたので、オールドドメインの上手な活用、というのは、2012年のチャレンジ事項でしょうかねぇ。なんとかノウハウ確立したいと思っています。
その3、ページランクの復権
順位に関係ない、関係ない、と言われて久しいツールバーのページランクですけど、内部のページランクを過去の一時的な分でも数値化してくれるのは、今の所これしかないので、重要視したいですね。
順位に本当に関係ないのは、2以下で、3、4くらいになると、今までSEO対策してなかった新しいキーワードだと上がり方が良い感じですね。
例えば、うちだとページランクを上げても「seo」や「seo対策」では上がりにくいですが、新たに「bing seo」とかそういうキーワードだと上がり易い、という感じです。
グーグルの基本は、ページランクなので、やっぱりそこをちゃんと見極めていく、高めていくような施策は上位表示への近道だと思います。
マット・カッツさんより「トラストランクなんて存在しない発言」がありましたので、GoogleのSEOだとPRを如何に高くしていくか?というのもSEO設計なんでしょうね、きっと。
その4、重複コンテンツの評価減
カノニカルやwwwの有り無し云々の話ではなくて、単語レベルで同じような内容のページはどんどん評価が減っていく、という印象ですね。
いわゆるパンダアップデートと呼ばれるものですけど、「てにをは」や「ですます」を「である」に変えたような程度では、同じコンテンツと見なされる気がします。
用語集とかプレスリリースとかだとしょうがないんですけど、低レベルなコンテンツを増やしてもリンクジュースが流れ出すだけで、余り効果は無くなる気がしますね。
各々のページが評価されると良いのですが、低レベルなページが多いとページランクがオリジナルでリンクを集めているページからそっちに流れ出して、結果としてそのオリジナルなページの評価が下がってしまう気がします。
その5、ブログリンクサービスの岐路
今年一番の流行のサービスは、いまどきのSEO対策.com さんが源流(?)のブログリンクサービスかなー?と思います。うちも去年入門のお許しを得て開始しましたが、今年は本当に増えたなーと感じました。
うちも色々とサービスを受けてますが、ブログからのリンクは今後も効果あると思いますね。
ただし、これだけサービスが流行りだすと、グーグルさんも対抗してくるような気がしますので、アウトになる所も出てくると思います。
その判断の「現時点での」分かれ目は、うち的には判ったので友好的な同業者さんには積極的には情報を流して行きたいと思います。ま、その判断基準は、来年中には、誰かが情報出してくれると思いますけど(笑)
その6、ディレクトリーサービスの隆盛
今、お金を使ってできる一番安全なリンク獲得方法は、ディレクトリー登録審査サービスを利用することです。
うちもやり始めましたが、最近では安い審査料で大量のサイトに掲載してもらい、リンクを獲得できるサービスも出てきてます。
まぁ、各ディレクトリ、TOPページはページランクが高いですが、サブページは全然・・・というディレクトリーも多いのですが、「iディレクトリ」や「BPNディレクトリ」なんかだとサブページにも高いページランクが着いているので、費用を出す価値あるんじゃないでしょうかねー。
狙い目のディレクトリーは、TOPではなく掲載ページに高いページランクが着いているサービスを利用すること、だと思います。
その7、ナチュラルリンク獲得ノウハウの隆盛
来年、当方も一番期待している部分ですが(笑)、やっぱり作為的にリンクを付けるだけではなくて、自然発生的にリンクを獲得できるような仕組みやノウハウを出せないとリンク屋としては、厳しい気がしています。
まぁ、自作自演もまだまだ大丈夫だと思いますけど、自分で作業するよりグリッドじゃないですが、自分以外の誰かが勝手にリンクしてくれる方が、本当に楽です(笑)
当方的にも、リンクの付け方に頭使うんなら、そっちに注力したいですね。
ちなみに、うちは自作自演は問題ないと思ってます。
ブログを別サイトで書いて何が悪いの?スタッフブログを個人ごとに作ったらダメなの?ツイッターはダメなの?フェイスブックからのリンクはダメなの?アカウント登録した時に、自分のサイト入れるところあるけど、それもダメなの?って思いますもんね。
自作自演はダメ!って言ってる人も居ますが、ちゃんと運営しているサイトからのリンクは評価されると思いますので、自作自演でどんどんリンクの基礎を作っていかれたらいいと思います。
残念ながら、来年の発送になりまだ未読ですが、WEBライダー 松尾茂起大先生の 「WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル」があのアマゾンで発送が遅れるほど売れたのは、こういうナチュラルリンク獲得のノウハウが世間に求められているからだと思いますね。
この部分は、来年のうちの課題でもあります。
その8、順位下落のリカバリノウハウの隆盛
グーグルさんも過剰SEOに対する対策をどんどん取ってこられているにも関わらず、巷に流れているSEO対策のノウハウはそれに追いついていない、という感じなので、やりすぎで順位を大幅に落とすケースが多々出てくると思います。
そのリカバリノウハウがそろそろ出てくるんじゃないかなー?という気がしますね。YahooのTDPでも解消サービス出てきてましたので、Googleでもリカバリサービスが出てくる気がします。
大抵、「同一アンカーテキストペナルティ」だと思いますけど、それ解消するには、かなり長い時間かかる気がします。
リンクを外して3ヶ月、上位表示するまでまたリンクをつけて3ヶ月、で最低半年かかるんじゃないでしょうか?
リンクを外しても直ぐに効果が減ぜられるのではなく、3ヶ月くらいは効力あるっぽいですね。で、リンク再評価の処理時に大幅に落ちる、というパターンでしょうか?
外しても落ちるし、つけても落ちるから、混乱すると思うのですが、恐らく「履歴」が消えるには、長い時間がかかる感じですね。
ページの内容を世代で持っていると思うので、その世代更新の際に大きく変動する感じですね。なので、リカバリは、本数が多ければ多いほど長い時間かかります。
少ないリンクで上げるようにする対策が求められるって感じですね。
大量にリンク付けるサービス利用するなら、URLリンクにしておいて、自分のブログ等からキーワードでちょっとだけ付けるというのが、良い結果を生む気がします。
その9、ソーシャル化への対応
現在のグーグルさんの評価基準はリンクが主ですが、徐々にいろんなソーシャル系の指標も加味されていく流れだと思います。
自分自身も見たページやニュースのツイッター言及数やFaceBookのいいねとか割と気にしてしまう場合もあります。
まずは、「話題になっている」という指標として使われて、その後は「増え方」を見てオーソリティの指標として使われていくのかなー?
まぁ、SEOの外部対策の対応的にはナチュラルリンク獲得の施策の一環になっていくんでしょうけど、こちらは自作自演とかするとあっという間に悪評が走ってしまうので(笑)、なかなか難しい部分でもあるかもしれませんね。
SEO対策もソーシャル対応も要は「自分のサイト、商品、サービスを知ってもらう」という広告というかPRな部分なので、それを念頭にサイト、コンテンツ設計をする必要があるんでしょうね。
それが何かはまだ当方未熟で、掴めておりません(笑)経験積んで行きたい部分です。
その10、スマートフォン対応
うちはモバイル系は全然ダメなんですが、世の中見ていると商材にもよりますけど、PCでの上位表示だけじゃ頭打ちになる品も出てくる気しますね。
もうちょっと世の中の人の行動を把握しないとダメですけど、PCでは全く買わない品・サービスも出てくる気がしますねー。
うちは、残念ながらモバイル系まで手が回らないのでやらないですが、世の中的にはそっち系のサービスが必要とされて来ているなーと思います。
その11、逆SEOの需要増
まー、うちは逆SEOには手を出すつもりはないですけど、サービス内容としては求められている部分も多い気がしますね。
いろんなことが簡単に出来てしまうネットなので、一つのトラブルが致命的な評判になってしまうケースもあるんじゃないでしょうか?
ま、当たる、当たらんというよりは、1年間お客様のために作業させて頂いて感じたこと、という内容です。
(あと、あんまり参考になるような内容はありません、すみません(笑))
今年うちをご利用頂いた方々には、本当に御世話になりました。こんなこと言うのもなんですが、お金頂いて勉強させて頂いたという感じです、有難う御座いました。
また、このブログに足を運んでいただいた方々、ツイッターで交流して頂いた方々、貴重な情報提供してくれた同業者の方々も本当に有難う御座いました。
2012年も皆様にとって良い年でありますようお祈り申し上げます。